タテ積みの落とし穴
はいさい! いずみです。
日アマゾン⇔米アマゾンの単純転売では
もう利益は出ない!
なんていう話を良く聞きます。
でも、僕は未だに日米アマゾン間の単純転売。
同期の仲間達も月商200万までは単純転売で
そこを境にメーカーや卸問屋との直接取引に
特化し実績を上げています。
なので、勘違いして欲しくないのは「直取」
や「タテ積み」を否定しているのではなく
初心者が最も早く結果を出す方法
としてはおススメしない。という意味なんです。
直接交渉や卸問屋からの仕入の基本は
ボリュームディスカウト
です。
「たくさん買うから他の人より安くして~!」
っていうことなので、どうしても余剰在庫を
抱えることになります。
前にも記事にしたかもですけど、大事なこと
なので、何度でも書きますね。笑
例えばここに利益率20%の商品があります。
自分からは一か月に1個は売れます。
価格交渉の末、なんと利益30%取れるまで
仕入価格が下がりました。
なのでまとめて5個買いました。
しかし利益率と合わせて大事なのは回転率です。
利益率に期間の概念を取り入れて
月当たり(30日)の利益率を算出すると
1か月目 1個 販売 30%
2か月目 1個 販売 15%
3か月目 1個 販売 10%
4か月目 1個 販売 7.5%
5か月目 1個 販売 6.0%
完売まで平均すると13.7%
期間あたりの利益率は交渉前より下がっています!
しかも完売するは5ケ月後です。
それなら一ヶ月一個売れる利益率20%の商品
を一個ずつ5種類買ってサッサと一ヶ月で完売
したほうが利益率も資金効率も断然高い。って
いうことになりますよね。
なので、直接交渉=タテ積みという手法は資金
が潤沢にある(準備できる)人の戦略だと
考えておきましょうね。
更には…
販売期間が長くなればなるほどリスクも高く
なります。
価格の下落、ライバルの急増、プラットホーム
の方針変更により出品取り下げ etc
苦労の末、10個、20個と積み上げた商品が
このような事態になってしまったらかなりの
損害を受けることになります。
だけど多品種で1個、2個の在庫ならこのような
リスクも最小限に分散でき、大きなダメージを
受けることがありません。
もちろんデメリットもあります。
在庫を積み上げないので在庫切れを起こしたとき
販売機会の損失
が起こります。
けれど、リピート販売が中心になってくれば
過去データを元に事前に適正な在庫を補充する
ことで、それも回避できます。
ただでさえ色んなアクシデントが起こりやすい
初心者の人にとっては、いかにリスクを最小限に
して確実に利益を出すか?ということを考えると
どう考えても『多品種少量のヨコ展開』の手法
をおススメする訳なのです。
最後まで読んでいただき、にふぇーでーびる!
あんしぇー、またやーさい♪
【編集後記】
今日はなんだかメッチャ講義っぽく
なっちゃいましたね~。
それもそのはず、これは僕の師匠
から何度も何度も刷り込まれた
利益を出すための大切なポイント
だからです。笑
売上が上がっているのにお金が
残らない、おっかしいなぁ…
っていう理由のひとつですね。
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